結論:「形式」と「大きさ(画素数)」を分けて考える
写真が送れない・開けないときの原因は、主に2つです。ひとつは、相手の機器やWebのフォームがHEIC形式に対応していないこと。もうひとつは、写真の画素数が大きく、容量オーバーになっていることです。開けないならJPGに変換、重いなら縮小、という順で対処すると、ほとんどの場合は解決します。
状況を整理する
- HEICとは:iPhoneなどで使われる写真の形式(HEIF)です。Appleの説明では、JPEGより圧縮率が高く、画質を保ったまま容量を抑えられる形式です。一方で、対応していない機器やWebサイトでは開けないことがあります。
- 容量オーバーとは:メールやフォームには送れる大きさの上限があります。たとえばGmail(個人用アカウント)は添付ファイルの合計が25MBまでで、それを超えるとGoogleドライブのリンクとして送られます。会社や学校のアカウントでは、管理者が上限を決めています。フォームの上限は、それぞれの案内を確認しましょう。
対処の手順
- 形式を確認する:ファイル名の末尾が「.heic」「.heif」なら、HEIC形式です。
- 開けないならJPGに変換する:相手の環境が分からないときは、JPGにしておくと安心です。
- 重いなら幅を小さくする:画面で見る・書類に添付するだけなら、幅1600px程度でも十分なことが多いです。たとえば幅4000pxの写真を幅1600pxにすると、画素数はおよそ6分の1になります。
- 画質を少し下げる:JPGの画質を下げると、さらに軽くなります。文字が写っている写真は、下げすぎると読みにくくなるので、保存後に拡大して確認します。
- 枚数が多いならPDFにまとめる:書類の写真を何枚も送るときは、1つのPDFにまとめると、相手も順番どおりに見られます。
これから撮る写真をJPGにしたいとき
iPhoneの「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「互換性優先」を選ぶと、これから撮る写真はJPEGで保存されます(すでに撮った写真は変わりません)。元に戻すときは「高効率」を選びます。ファイルは大きくなるので、ふだんは「高効率」のままにして、必要なときだけ変換する方法もあります。
注意点
- ZIPにしても写真はほとんど軽くならない:JPGやHEICはもともと圧縮されているため、軽くしたいときは先に縮小しましょう。
- 元の写真は残しておく:縮小や画質の変更は元に戻せません。保存用と送信用は分けて考えます。
- 位置情報に注意:写真には撮影場所などの情報が含まれていることがあります。このサイトの画像ツールで変換・縮小した写真では、位置情報などのメタデータが取り除かれます。
このサイトのツールの使い方
- 「画像形式変換」:HEIC・PNG・WebPなどの画像を入れ、変換後の形式で「JPG」を選びます。複数枚をまとめて変換でき、2枚以上ならZIPで一括保存できます。
- 「画像リサイズ」:「最大の幅」「最大の高さ」をpxで指定して縮小します。画質のスライダーで軽さも調整できます。変換前と変換後の合計サイズが表示されるので、上限に収まるか確かめられます。
- 「画像からPDF作成」:複数の写真を並べ替えて、A4などの1つのPDFにまとめます。画質は「軽量」「標準」「高画質」から選べます。
- 「PDF容量の最適化」:できあがったPDFがまだ重いときに使います。各ページを画像にして作り直すため、圧縮後は文字の検索やコピーができなくなります。
どのツールも、写真やPDFをサーバーに送らず、端末の中だけで処理します。